ActivityStatus / 活動状況

ActivityStatus活動状況

日本語教育支援として奨学金の授与、教育に必要な設備や教材の支援を行なっています。
また、日本語教師への研修なども行いサポートしています。

Partner
Sri Lanka
 / パートナー紹介スリランカ

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パートナー紹介スリランカ

サンランカ職業訓練機関
(Sun Lanka Vocational Training (Private) Limited)

スリランカの社会福祉省、大学、日本語教育機関等と交流

当財団は、スリランカの社会福祉省、大学、日本語教育機関等と数年に渡って交流してきました。
2022年10月からは、サンランカというスリランカの会社法に基づいて設立された
日本語教育、職業技能を行っている職業訓練機関と提携し、日本語教育、介護教育を支援して参りました。
サンランカでの10月からの教育は、年間で約80名に奨学金を授与し、
日本語教育及び介護教育で6カ月間600時間を学習し、主に特定技能試験合格を目標としています。

サンランカ職業訓練機関とは

サンランカは、スリランカの会社法に基づき登録された有限会社で、2020年にマーラベに設立されました。
現在、日本の技能実習制度(TITP)や特定技能、高度人材や留学を目指す若者に日本語、文化、倫理、労働環境のトレーニングを実施しています。これはスリランカ外国雇用局(SLBFE)および日本の技術実習機構(OTIT)の監督の下で行われています。また、飲食業、食品・飲料の製造、介護、建物清掃管理、農業の仕事カテゴリーにおいて、スリランカの若者に対して特定の技能労働者プログラム(SSWP)のトレーニングも行っております。
現在、10名の日本語教師と2名の事務員が勤めています。

財団概要画像
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スリランカで、なぜ日本語教育が必要か

サンランカでのコースでは、日本語を教えるだけでなく、日本へ行く前に知っておくべき最も重要なこと、例えばマナーや文化についても教えています。日本語の面接に対応する、またJLPT N4やJFT BASIC試験などの日本語の試験に合格するためにも、少なくとも6〜8ヶ月間は日本語を学習する必要があります。サンランカは、入国前のコースも提供しており、学生に日本の労働環境や文化について徹底的に理解させるためのトレー二グを行っています。適切な言語知識を身に付けることにより、日本の生活で想定される問題に対し、より円滑に対処出来るようになります。 

奨学金の活用方法

奨学生として、スリランカの農村地域から経済的に困難な状況にある学生や社会的に縁故の薄い学生を選ぶようにしています。彼らは学ぶ意欲が強い一方で、経済的な理由で学ぶ環境を整えることが出来ない為、奨学金を活用します。
日本語のカリキュラムは、『いろどり生活の日本語』という日本語非母語話者が日本で生活や仕事をする際に必要となる、基礎的な日本語でのコミュニケーション力を身につけるための教材を使用しています。また、320字の常用漢字の習得に加え、『みんなの日本語』も使用し、学習しています。

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スリランカテレビ局
The Bullet TVが撮影した第二期生の入学式の様子

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奨学金を通してのスリランカへの影響

経済的に困難な家庭の学生に教育資格を得る機会が提供されることにより、彼らが自分自身で生計を立てることが出来るようになり、家族も支えることが可能になります。
この奨学金のお陰で、少しでも国の景気を良くすることが出来ると考えております。

奨学金活用後の成果について

この奨学金のお陰で、我々はスリランカの若者のスキルを付けさせることが出来ます。また、両国間での文化交流にも貢献すると信じています。

財団概要画像
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今後の活動予定について

特定技能のビザを通して多くの学生を送り出すこと、スリランカの学生の日本語レベルの向上を目指しています。その為に、良い日本語教師を育成し、適切なプログラムをつくり、より良い教育を学生たちに提供出来るように努めて参ります。

Partner
Philippines
 / パートナー紹介フィリピン

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パートナー紹介フィリピン

ジャフィル日本語学校
(Jahili Nihongakko)

フィリピン進出の日本企業のリーダーを育成

フィリピンについて10数年前から進出している日本企業からリーダーとなる人材の日本語教育を要請されてきました。
また、別にフィリピンの国民性にもより介護人材として
EPAによる日本語介護の実習が行われ、介護福祉の取得等による二本での就学が進められてきました。
当財団では、昨年フィリピン政府の許可を受けている日本語教育及び技能教育を提供している送り出し機関との協力の下で、フィリピンの不便であまり豊でない地域に日本語教育を行っているジャフィル日本語学校と提携しました。
当財団として、年間80名に奨学金を授与し、その他に施設の整備の支援をしております。

ジャフィル日本語学校とは

2019年11月6日に設立し、所在地はフィリピン共和国カガヤンバレー、イザベラ州サンマテオ市です。フィリピン労働雇用技術教育技能教育庁(Technical Education and Skills Development authority)、通称「TESDA」認定校です。当校は、発展途上国の貧困層の子供達に対する教育機会の提供及び日本における労働人材の提供による人材不足解消に寄与することを目的としております。
現在、責任者1名、教員3名が勤めています。

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フィリピンでなぜ日本語教育が必要か

経済的な関係強化,また観光業の促進に伴う日本語能力の必要性があります。また、文化交流、両国の友好関係、就業機会の拡大に伴う日本語能力の必要性などが上げられます。
日本は、小学校から高校、大学での就学期間を通じて、人間関係、社会感等を勉強して、社会の一員としての良き人格の形成を経っています。フィリピン共和国では、貧困のために小学校を中途退学して家業や親の手伝いを余儀なくされている子供達が沢山います。この子供達に教育の機会を提供することで、本人牽いては国の将来の発展に寄与できます。また、フィリピンのイザベラ州は、ルソン島の北部に位置する州であり、その地域特性として、農業が盛んな地域で、米やトウモロコシなどの穀物の二期作・二毛作、果物、野菜などを栽培しており、農業が地域経済の重要な部分を占めています。農産物の生産と販売が地域の主要な収入源となっています。然しながら、一部の地主を除き、ほとんどの世帯が小作人として農業に従事しており、所得も極めて低く、家族のために学業を断念して農作業に勤しむ子弟も沢山います。彼らの将来、牽いてはこの地域、この国の将来のためにも、日本語教育に留まらず広い視野で将来を見据えた教育が極めて重要であると思われます。

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奨学金の活用方法

当校はTESDA認定校として以下の条件で学生を受け入れており、授業や施設運営に奨学金が活用されています。
対象者は18才〜45才で学歴は問いません。

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【 授業内容・カリキュラム】

コース名

LEVEL2コース必須履修コース(TESDA日本語・日本文化)

コース内容1

日本語基礎I (JLPTN5、JFTA1)
※ 基本的な日本語をある程度理解できる。
日本語基礎II (JLPTN4、JFTA2)
※ 基本的な日本語を理解できる。
エンジョイ JAPAN 日本語、日本文化に慣れ親しむ。
日本語教師養成 N3/B1合格者に対し、日本語教授要領を教授する。
N3/B1、N2/B2・C1、N1/C2 それぞれの等級に対する教育を行う。

コース内容2

日本語基礎I(JLPTN5、JFTA1)
※ みんなの日本語初級I、いろどり入門A1 日本語基礎 II(JLPTN4、JFTA2)
※ みんなの日本語初級II、いろどり A2-1、A2-2 エンジョイJAPAN 映画、アニメ ション、折り紙、習字等 日本語教師養成 教育計画の作成、教育の実施及び反映 N3/B1、N2/B2・C1、N1/C2 みんなの日本語中級I・I

ジャフィルお礼ビデオ
奨学金のお礼として生徒さんたちから届きました

奨学金を通してのフィリピンへの影響

JAPHIL NIHONGAKKO における奨学金の活用は、貧困学生に対する生活支援が主たる目的です。特に、私たちの地域イザベラに与える影響は、上記の他、教育へのアクセス向上、人材の育成、経済の成長促進など様々です。
奨学金を受けることで、貧困により学業を断念していた優れた学生たちが才能を発揮し、専門的な知識やスキルを磨くことができます。それにより、教育や経済格差が縮み、より安定した人材育成をすることが可能になります。その結果、国際社会における役割を果す人材を輩出出来るのではないかと期待しております。

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奨学金活用後の成果について

この奨学金のお陰で、我々はフィリピンの若者のスキルを付けさせることが出来ます。また、両国間での文化交流にも貢献すると信じています。

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今後の活動予定について

新たなコースとして、TESDA介護NC-IIコースの開校が進捗中です。これにより、介護と日本語・日本文化を一体化した教育が実施できます。また、地方自治体、各種学校、入学するご家族やご父兄と連携を取り、子供や若者への教育、フィリピンの未来に繋がる学校運営をして参りたいと存じます。

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Learning
Situation
 / 学生たちの教育状況

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学生たちの教育状況

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Cultural
Exchange Support
 / 文化交流支援

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文化交流支援

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